2018年 04月 26日
4月26日
まあこの曲は晩春の今よりも初春頃に聴くと心にしんみりと響く曲なのではありますが。
DVDがあったらいいなと思えたのがクルト・マズア指揮、エミール・ギレリスのピアノによるもの。
マズアはベルリンの壁崩壊にある程度影響を与えた人、ギレリスはソ連崩壊前に亡くなったピアニスト。
時代が少しずつ動き始めている頃の演奏ですが、モーツァルトの諦観をよく表現している感じです。
旧東ドイツからすればギレリスは国賓級扱いのはずでホール内は党幹部等もいて何を感じていることやら。
今日、4月26日はチェルノブイリ原発事故から32年。
日本はこの事故から教訓を得ただろうか?単なる人為的事故くらいにしか感じていないはずです。
日本人は平和ボケした国民性なのか緊張感の無い官僚や政治家と彼らに無責任的に寄り添う電力経営陣がいる限り、
原発は持つべきではないでしょう。
隣の野心に満ちた大国でさえ、3.11以降原発計画を見直しているくらいですから。
こんな低レベルな国状に諦めてはいけないはずです。
ハイレベルな諦観こそ必要なのでは。
by cocolophotos
| 2018-04-26 21:49
| 音楽
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