2011年 05月 24日
フレンニコフを聴く
気分的に下のネコみたいな気分です。
こんな気分に聴くならティホン・フレンニコフの「モスクワの窓」でしょうか。
ソ連時代にジャズ風の味付けがされた歌曲です。
ショスタコ等々のからみでフレンニコフは嫌われる傾向にありますが、
当時つねに生死と隣合わせの状況下で難しい選択を迫られて生き抜いた
人たちを理解するのは安易ではないでしょう。
体制側に立とうが、面従腹背を貫こうが同じ土俵ということです。
ただその巧みさがあまり作曲に活かされてなかっただけでしょうか。
フレンニコフの歌曲が評価された所以は本人が美声の持ち主であったからかも。
映画「列車は東へ行く」の中で「歌おう、友よ」でアコーディオンを弾きながら
本人が歌ってます。これでも30半ばで当時のドンだったのです。
by cocolophotos
| 2011-05-24 22:59
| 音楽
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