2011年 08月 11日
ジャック・ブレル
一年のうちで数回しか聴かないのですが、時々この人のCDが聴きたくなります。
人間は普段、悲しみや怒りを封じ込めていなくてはならない忍従の生活にいるはずです。
ただしその忍従は度を越えると人間性の喪失につながります。
ジャック・ブレルの歌唱はそれらから解放してくれたり、覚醒させてもくれます。
最近、美術館で絵画鑑賞する時間を持てないのですが、この人のCDを聴くと
それ以上におなか一杯になることができます。
激しい悲しみや怒りといった魂の叫びを本気で表現することによって、
多くの人間を救えることをジャック・ブレルは知っているようです。
アムステルダム。
字幕のスペイン語訳がじゃまです。
by cocolophotos
| 2011-08-11 22:41
| 音楽
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